国家資格の歯科衛生士。13年間現役で働いている私からすると、やりがいのある仕事だと思っています。
知識を吸収し、技術を磨いていくと、患者さんからの信頼も厚くなり、感謝をされることが増えていきます。
医療の現場ですし、不器用なほうなので上手くいかないことも当然ありますが。笑
歯科衛生士として仕事をしていて「辞めたい!」と思うこともあったのですが、長い目で見ると歯科衛生士を続けていて良かったと思っています。
結婚・出産・育児の経験から気づいたことも書いています。
未来の歯科衛生士にぜひ読んでいただきたい内容です。
目次
歯科衛生士専門学校の入試問題は比較的カンタン
大学受験とは比にならないぐらい専門学校の入試の問題は簡単です。
面接が緊張するぐらいでしょうか・・・。
3年間の学習と研修を終えて単位が取れたら専門学校を卒業できます。
卒業できれば国家資格を受験できる資格を得ることができ、そこから歯科衛生士の国家試験を受けます。

歯科衛生士になるには、まずは学校を卒業しないと国家資格の試験を受けることすらできないよ。
歯科衛生士学校の入試の面接では、衛生士に大事なコミュニケーション能力とやる気を見ているように感じました。
自己PRではそこをしっかりアピールできれば良いのではないかと思います。
歯科衛生士の専門学校は社会人からの入学も多い
社会経験のある方でも、全く問題ありません。
私が専門学校生の時(15年前か・・・)、社会人から入学したのは高卒と半々の割合で、18歳から50代の方まで幅広い年齢層でした。
「若い子に混ざって勉強ついていけるかしら。」と不安になることもあるかもしれませんが、学年トップ争いをしていたのは私と友人と50代の方でした。
勉強は何歳でも難しいですが、専門学校は国家資格に出やすいポイントを押さえながら勉強していくので、あまり不安にならずにやってみたら良いかと思います。
歯科衛生士の国家資格は取得しやすい
数ある国家資格の中で、歯科衛生士の国家資格は取得しやすい資格です。
勉強が苦手でも専門学校では国試対策の勉強をかなりするので、私の時代ではクラスで1人か2人落ちていた程度でした。

日本歯科衛生士会の情報では、令和4年度で合格率は95.6%です。
国家試験の問題も、本気で勉強すれば受かるような内容です。
歯科衛生士は就職や転職先に困らない
コロナで就職氷河期などよく聞きますが、歯科衛生士はその影響を受けていません。
むしろ新卒で正社員で働ける歯科衛生士は足りないぐらいで、引く手あまたの状態です。
歯科衛生士が足りないと言われる理由は、結婚・妊娠・出産を経て、そのまま辞める人が多いから。
歯科医院は1日の勤務時間が長く、短時間労働などを認める医院も少ないからか、育休後に正社員として残ることがほぼ不可能に近いです。
育休を取得し保育園に預けながらパートで働くことも可能ですが、子どもが落ち着いてから仕事復帰したい衛生士が多いようです。

私は子ども2人とも1歳から保育園に預けて職場復帰をしています。
パートの募集も多いので、育児が落ち着いてきたら復帰もしやすい職業と言えるでしょう。
歯科衛生士は仕事のやりがいがある
歯科助手さんとやっていることは変わらないように見えますが、いちばんの大きな違いは患者さんの口腔内を触ってもいることでしょうか。
歯科助手は先生のアシスタント業務は可能ですが、患者さんの口に触れることは認められていません。

実際には歯石取りとか歯科助手さんがやっているところもあるみたいだけど・・・
違法だからね。
[CR充填や補綴物の調整は違法?] 歯科衛生士のやってはいけない業務内容まとめ
歯磨き指導や歯石の除去、フッ素塗布などは、歯科衛生士や歯科医師の仕事です。
これらの仕事があるからこそ歯科衛生士手当がついてお給料が上がるのです。
私の歯科衛生士業務の好きなところは、患者さんと世間話をしながら歯磨き指導をしたり、歯石を取って患者さんが訴えていた症状が改善された時です。
「ありがとう。」「スッキリしました。」と言ってもらえるのは、本当にこの仕事でよかったと思う瞬間です。
衛生士ひとりひとりやりがいは違うと思いますが、スキルを磨いていける仕事は楽しいですよ。
新卒やバイトのお給料が高い
歯科衛生士の給与は高めです。
歯科衛生士の新卒と、大学の新卒時の給与の平均はたいして変わりません。
歯科衛生士の仕事は大変な時もあります。
しかし一般的な仕事で歯科衛生士並みのお給料をもらおうと思ったら、さらにハードな仕事をしなければいけません。
さらに過酷なことも多いと思います。
女性は、結婚・出産・育児・病気・介護でライフプランが激変するので、どんな状況でも仕事が見つかり、安定したお給料がいただけるこの仕事はありがたいです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
医療の現場ではあるので、専門学校での研修や辛かったり、働いても大変なことは多いですが、仕事のやりがいが感じられ、絶対に食うには困らないひとりで生きていける仕事です。
女性は、結婚・出産・育児から介護、離婚、さまざまなイベントに男性よりハプニングが多いです。
自立した女性になりたい。やりがいのある仕事がしたい。
何か手に職をつけたい。と思ったら、歯科衛生士はお勧めです。
ぜひ、検討していただいて、未来の歯科衛生士にいつか私も会えたらと思っています。
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